外為LaLaLaについての考察

この記事の内容は個人的な意見を述べてる部分が多々あるため、そういうことを理解した上で見ましょう。


なんか、クリックの子会社のフォレックストレードが「外為LaLaLa」なる金融商品を13日月曜日から始めたそうだ。


【30分為替変動幅予想】外為LaLaLa(ラララ)〓フォレックス・トレード〓


簡単に言うと、基準となるレートを設定して、30分後にそのレートより円高になってるか円安になってるのかを当てるという商品。
いわゆるハイアンドロウっていうやつ。
ドラクエ4で例えるなら、ポーカーで役を出したあとにできるダブルアップチャンス的なやつ。
オプションを活用した商品の一種だが、オプション取引とは違うのでそこら辺は念頭に置くように。
ポジションのヘッジとか無理だからねっ!

具体的内容

具体的にどういったものかというと、
●取引時間は12時15分から翌0時45分までの30分単位。
●1口100円
●通貨やそのときの相場によってレンジが変動する。
●ペイアウトは最大で150倍
たぶん、それくらい。

ギャンブル商品

そもそもこの商品はオプションとは言うものの、完全にギャンブル商品である。
たとえて言うなら、その場で当たるスクラッチカードだ。
為替というものと短期で結果が出るということから、はまる人ははまると思う。
理屈上は、10万円1点がけの150倍で30分後には1,500万円に!とかあおってみるが、ぶっちゃけ無理だから。
クラッチ好きにはいいかもしれん。

ペイアウト倍率

いくつか、通貨とコース設定がある。
まず、対象となる通貨はUSD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPYの3通貨。
コースは、円高か円安の2択しかないハーフ、それを分割していってクォーター、エイト、スーパー16となる。
当然、分割エリアが多くなれば1レンジあたりがせまくなるので倍率が高くなる…が、見たところスーパー16にしても期待したほどの倍率にはなってなかった。
30分単位と回数が多いので、ハーフにして倍々で増やしていくという手もある。

レンジ範囲

この商品で忘れちゃ行けないのがレンジ範囲である。
円高か円安かを当てるというのに違いはないんだが、この商品は一定のレンジを超えると全員ボッシュートされる。
つまり親の総取りである。

他社のハイアンドロウ

調べてみると、他社もすでに同じような商品を開発していた。
『選べるHIGH・LOW』:FXならFXプライム
こっちは、1口1,000円とちょっと高めだが、1週間後の円高あるいは円安を当てる。
そして、外為LaLaLaとの最大の違いは、レンジが一定を超えなければいけないということ。

具体的にフォレックストレードとの比較

レンジの考え方が逆なので、具体例をまじえて考えていこう。
基準レートが100円、レンジがプラスマイナス50pipsとしよう。
フォレックストレードは、99円50銭から100円50銭の間で、円高か円安を当てるという商品
99円49銭以下あるいは100円51銭以上だと、全員負け(親の総取り)となる。
FXプライムは、99円50銭から100円50銭の間にレートがあると、全員負け(親の総取り)となる。
99円49銭以下あるいは100円51銭以上のときに、はじめて円高になるか円安になるかを当てるチャンスが来るというわけだ。
まったく逆の特性があるので、相場が動いてるとき動いてないときなど、その相場にあった選択をする必要がある。

結論

やってみる価値はあると思う。
特に、いまは始めたばかりか倍率が全体的に高いようなので、やりようによっては手堅く勝てるかも。
ただし、賭けるタイミングを見誤ると全額ボッシュートになるので、ペイアウト履歴をみたりチャートをみたりして研究するといいだろう。
さっそくやりたいので、口座開設だっ!
あぁ、これでまたFXの口座が1つ増える…